またしても投稿が暫く中断してしまった。今年はなかなかコンスタントに書き続ける事が出来なかった。反省。
その理由は書きたい思いがあふれているからで、しかも言葉にならないできごとが多すぎるから。今もその状態が続いている。
そのきっかけは3月11日だった。秋も深まった時、もう一度その地を確かめたくて再び出かけた。
夏、初めて訪れたその島は、既に紅葉に染まっていた。しかし、その玄関口であるフェリー岸壁の周囲では、今もボランティア活動が続いていた。

紅葉の森を背に、冷たい海風がその強さを増しつつある。

終わらない。まだ続いている。

石屋はこの島に新しい親戚が1人増えたと思うようになった。夏の一日の作業と、昼休みに聞いたその人の体験談が、石屋の内臓に染み付いてしまったからだ。しかも、その人はあっけらからんと笑っている。あれから3ヶ月たったが、変わらない快活さで迎えてくれた。

その人の田圃は津波に襲われた。流れ込んだ瓦礫は片付いたが、表面は海砂が覆っている。

掘ってみたら砂の厚さは15cm程度だった。粒径の揃った海砂。きっぱりとそれを置き去りにした津波は、島民の暮らしを粉々に砕いた。

終わらない。まだ続いている。これからも続く。石屋はこの島への行脚を今後も続けるつもりだ。